パナ電工、ドイツ・イタリアの見本市で有機ELを参考出展

パナソニック電工は、ドイツ・フランクフルトで開催される「Light+Building2010」(4月11日~16日)とイタリア・ミラノの「ミラノサローネ」(4月15日~18日)に有機EL照明パネルを参考出品する。

ドイツでは、照明器具メーカーへ照明デバイスを販売する連結会社のパナソニック電工フォスロ・シュワーベのブース内に、市場開拓を目的とした有機ELパネルの技術展示を行う。

イタリアのミラノサローネでは、展示コンセプトを「(standard)3-smart」として、「快適とエコ」を体感する空間を構築する。「洞窟」に見立てたインスタレーション展示では、LEDダウンライト(HomeArchi)を含む10アイテムを洞窟の中に散りばめて展示。その中に、有機EL照明パネルを使ったオブジェを展示する。

有機ELは、有機発光材料の薄膜を発光層に使用した発光ダイオード(LED)の一種。直流低電圧で高輝度が得られ、有機材料から構成されるため水銀を含まない、面上に発光するため光利用効率が高いことなどの特徴から、環境に優しい次世代新光源としての研究開発が進められている。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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