2011年03月30日 |
東日本大地震によって、建築中だった住宅の完工の遅れが見込まれる状況となっている。大手住宅各社の生産拠点や営業拠点での被害は軽微なものであり、電力などライフラインの復旧でほぼ平常に復帰したが、部資材の調達や輸送燃料、職人の確保の困難さなど深刻な状況になっているためだ。
「顧客に対し、丁寧に状況を説明してご理解いただくしかない」(担当者)のが実状だ。被災地で供給した住宅の被害状況確認作業も思うに任せず、3月期決算企業の2010年度業績への影響の懸念も出ている。
2011年3月30日付け2面から記事の一部を抜粋