2011年11月18日 |
東日本大地震は一部地域に深刻な液状化被害をもたらした。
液状化被害が社会的に初めて注目されたのは1964年、4階建てRC住宅(杭なし)が液状化で転倒した新潟地震の時だ。以後の地震でも液状化は起きていたが、住宅の液状化対策には、ほとんど関心が払われてこなかった。その理由は、それまでの液状化は狭いエリアで起き被災住宅の数が少なかったこと、そして、液状化では躯体が瞬時かつ大規模に破壊される被害が起きないため、地震対策最大の目的である人命保持と比べ、対策具体化の優先度が低かったためだ。
しかし、東日本大地震で液状化は広域で発生、多数の被災住宅を生んだ。千葉県浦安市の液状化被害と、その対策を検証する。
2011年11月17日付け3面から記事の一部を抜粋
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