2012年11月29日 |
ミサワインターナショナル(本社=東京都世田谷区、三澤千代治代表)は11月29日、開発・製造元の中国企業の日本総輸入元として、リチウムイオン電池の10倍以上のサイクル需要を持つ長寿命蓄電デバイス「ウルトラキャパシタUBP5000」を12月3日に発売すると発表した。非常用のほか料金が安い夜間電力利用などの用途をアピール、個人住宅や集合住宅、マンション市場などの需要を見込む。現在は機能を持たない太陽光発電システムからの直接充電機能を備えた製品についても早急に商品化する方針。市場での販売はミサワインターナショナルの販売特約店エブリ(日本コンピューター・システムの100%子会社)が行う。
ウルトラキャパシタUBP5000は蓄電容量5㌔㍗、出力2㌔㍗で小売価格250万円(税、運賃、取付工事費別)。ミサワインターナショナルの説明によると充放電能力は鉛電池が500回程度、リチウムイオン電池が2000~3000回程度であるのに対し、ウルトラキャパシタUBP5000は約3万回。