2015年03月26日 |
ニチハは、「第1回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)2015」(一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)の企業・産業部門で「優秀賞」を受賞した。国産の間伐材を用いたカーボンオフセットサイディングが、壁自体の強度向上、林業再生、防災、低炭素化など、国土強靱化に多角的に貢献する取り組みとして高く評価された。
同社は12年から、木繊維をすべて国産材とした「オフセットサイディング」の販売を開始。14年には、オフセットサイディングのひとつとして、外壁の耐久性を高めることを目的に、外壁材同士の継ぎ目をシーリングレスにする「Fu-ge」を開発。住宅の劣化箇所のひとつ、壁材接合部の強化を図った。
15年には、「ニチハエコ壁プロジェクト」の一環として、木繊維をすべて間伐材にした外壁材「カーボンオフセットサイディング」の供給を開始する計画だ。