2016年04月22日 |
キーテック(東京都江東区、中西宏一社長)がLVL(単板積層材、Laminated Veneer Lumber)事業を強化する。LVL事業において生産ラインと加工機械を増設するほか、設計・監理の人員を増やす。同社のLVL事業の売上高構成比は現在、新築戸建住宅向け8割、非住宅向け2割。将来の住宅需要の減少に備え、非住宅分野でLVL事業の業容を拡大できる基盤を作る。また、LVL事業の強化と並行して、採算が低迷している合板事業について国内は規模を縮小、海外でノウハウを生かした新規事業を立ち上げる。共に今年度スタートの中期3ヵ年経営計画の一環。LVL事業の強化では早ければ5月上旬頃、合板工場にLVL製造ラインを増設する予定だ。