2017年04月25日 |
大和ハウス工業は、富裕層をターゲットにした木造軸組の高級戸建住宅「PREMIUM GranWood(プレミアムグランウッド)」を14日に発売した。自然素材の部材などを活用し、富裕層の嗜好に合わせたフルオーダーで、3・3平方メートル当たり100万円超とした。同社の木造戸建ては、1962年の旧大和団地での分譲住宅から展開しており、55年の供給実績がある。ただ、同社の戸建ては「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」が年間約4千棟を供給するなど鉄骨造が中心で、木造住宅は年間600棟に留まっている。富裕層に向けた商品の投入で、一般ユーザーに対して同社の木造戸建てに対するブランド力をアップし、分譲を含めた木造戸建て全体で2017年度に1千棟、20年度に3千棟を目標とする。