5月の新設住宅着工戸数、持ち家・貸家・分譲戸建て増加も三大都市圏持ち家は減少

国土交通省が発表した2017年5月の新設住宅着工戸数は、前年同月比0・3%減の7万8481戸で、3ヵ月ぶりに減少した。季節調整済み年率換算値は0・6%減の99万8千戸だった。
利用係別のうち分譲マンションの減少が響いたが、持ち家、貸家、分譲戸建てはいずれも前年同月比で増加。持ち家は、先月微増からさらに伸長したが、戸数を伸ばしたのは「その他地域」で、三大都市圏はいずれも減少した。
持ち家は1・5%増の2万3846戸で、2ヵ月連続の増加。貸家は1・6%増の3万2956戸となり、19ヵ月連続で増加した。分譲住宅は、3・9%減の2万1347戸だった。このうち一戸建ては4・5%増の1万1287戸で19ヵ月連続で増加した。マンションは、12・6%減の9823戸となった。
持ち家を地域別に見ると首都圏は2・6%減の4557戸、中部圏は4・6%減の3250戸、近畿圏は2・9%減の2850戸、その他地域は5・7%増の1万3189戸だった。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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